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ケニア;ナクル市及びその周辺並びにモンバサ市周辺配電設備整備計画

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ODA(The Project for the Improvement of Power Distribution System in and around Nakuru City and around Mombasa City)

国名 ケニア
事業 無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題 資源・エネルギー
贈与契約(G/A)締結 2020年9月
供与額 18.87億円

プロジェクト紹介

ケニアにおける都市部と地方部の電化率はそれぞれ77.6パーセント、39パーセントであり、地方部の低い電化率は都市部との経済格差の要因ともなっています。同国第2の都市であるモンバサ市は北部回廊の玄関口であり、モンバサ港を中心として湾岸地域での経済発展が続いているものの、その周辺都市では電力にアクセスできない人々が多い状況です。また、北部回廊沿いの同国第4の都市であるナクル市やその周辺地域についても水道や電気といった基礎インフラが整っていない地域が存在しています。さらに、同国内の送配電において既存設備の電力ロスは平均19パーセントで、うち配電時の電力ロスが15パーセントとその大半を占めており、配電時の電力ロスが小さい高効率の配電設備の導入が求められています。本協力は、ナクル市及びモンバサ市周辺の未電化地域において低損失型配電設備を整備することにより、対象地域の電化と電力の安定供給を図り、対象地域における経済・社会活動の活性化及び市民の生活環境の改善に寄与します。

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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