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サモア:沖縄連携によるサモア水道公社維持管理能力強化プロジェクト・フェーズ2

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国名 サモア
事業 技術協力
課題 水資源・防災
協力期間 2021年10月〜2025年1月

プロジェクト紹介

サモアの首都アピアでは、サモア水道公社(SWA)が水道事業を運営していますが、漏水等による高い無収水率、未処理給水、浄水場の不適切な運転等の問題を抱えていました。このような低い水道サービス水準によって、顧客満足度も低く、料金徴収率も上がらない等の問題が発生し、SWAの財務状況は赤字となっていました。これに対して、沖縄県内の自治体と連携し、浄水処理の改善や無収水対策などを強化した結果、アラオア給水区等においては、無収水率のモニタリング及び効果的な無収水対策の実施体制が構築されました。また、アピアの7つの浄水場では飲料水水質基準を100パーセント達成し、利用者の満足度が向上し、SWAの財務収支も改善しました。しかし、SWAでは同国政府の交付金及び開発パートナーからの協力がなければ営業収支は未だ赤字傾向にあります。そのため、無収水対策等の活動を他の給水区に広げ、有収水量と接続数の増加を図り、利用者の満足度を向上させ、料金徴収率の改善につなげることが重要となっています。
この協力では、ウポル島フルアソウEU給水区及びサバイイ島パラウリ給水区において、配水管理、漏水探知、管路施工・漏水修理、検針・料金徴収に関する能力向上及び内部研修体制の強化を通じて、安全な水が安定的に供給される体制を構築することによって安全な水が安定的に供給されることが期待されています。

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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1001上水道及び工業用水道ODA
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