ad

インドネシア:ジャカルタ都市高速鉄道事業(フェーズ 2)(第二期)

ad
ad
ad

ODA(Construction of Jakarta Mass Rapid Transit Project (Phase2)(II))

建設中駅舎と車両

国名 インドネシア
事業 有償資金協力
課題 運輸交通
借款契約(L/A)調印 2023年3月
借款契約額 879億円

プロジェクト紹介

インドネシアのジャカルタ首都圏では、年々人口が増加し続けており、これに伴う車両の急増が深刻な交通混雑を引き起こしています。排気ガスによる大気汚染は投資環境の悪化にもつながっており、旅客輸送力の増強が課題です。更なる道路交通の増加が見込まれる中、ジャカルタ首都特別州政府は、自動車交通から公共輸送への転換を図るべく、国内初の大量高速輸送(MRT)を計画し、ジャカルタ市内南部のルバックブルスから市中心部のブンデランHI(Hotel Indonesia)区間を整備してきました。この協力では、引き続き北部延伸区間を整備します。これにより、増加する輸送需要への対応、交通混雑の緩和、投資環境の改善および環境負荷の軽減を図ります。
① 事業の目的
本事業は、交通混雑が深刻なジャカルタ首都圏において都市高速鉄道システムを建設することにより、増加するジャカルタ首都圏の輸送需要への対応と自動車交通から公共輸送へのモーダルシフトを図り、もって、同首都圏の交通混雑の緩和、投資環境の改善、環境負荷の軽減に寄与するもの。
② 事業内容
本事業は、交通混雑が深刻なジャカルタ首都圏に MRT を整備するもの。全体事業計画では、ルバックブルス~カンプンバンダン間(総延長 23.5km)を「フェーズ 1 区間」(ルバックブルス~ブンデラン HI 区間総延長 15.7km)及び「フェーズ 2 区間」(ブンデラン HI~カンプンバンダン、区間総延長7.8km)の 2 フェーズに分けて段階的に整備することとしていた。しかし、フェーズ 2 の車両基地予定候補地であったカンプンバンダンまでを結ぶ区間(約 7.8km)の整備実施が、同車両基地用地の取得困難により、計画を変更することになった。これにより、車両基地用地をコタ駅から北に延伸したアンチョール・バラットに変更し、左記に至るまでの線形変更(変更後のフェーズ 2 区間全長約 12.0km)を現在計画中で、フェーズ 2 は、ブンデランHI ~コタまでの 2A 区間(オリジナルの線形:区間全長約 6.0km。)とコタ~アンチョール・バラットの 2B 区間(延伸部分の線形:区間全長約 5.0km。)に分かれている(別添地図参照)が、2B 区間建設については、現時点で本事業の範囲に含めない。

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

ad

0908鉄道ODA
ad
ad
Follow
ad
ad
タイトルとURLをコピーしました