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建築物の熱負荷の低減

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UR都市機構

断熱性能向上(次世代省エネルギー基準)

次世代省エネルギー基準は、日本の住宅の省エネルギー性を高めるために、断熱や気密、冷暖房に関する基準を国が定めたもので、住宅の断熱性能の努力目標基準です。日本の新築住宅の過半を占めると言われている新省エネルギー基準と比べ断熱材を厚くするなどの対策により、冷暖房エネルギーを約20%削減する効果が見込まれています。住宅性能表示制度の温熱環境の評価においては、省エネルギー対策等級4に相当します。

UR都市機構では、住宅性能表示制度の省エネルギー対策等級4の取得を、平成15年度以降に供給している住宅の標準仕様として採用しており、平成21年度末までに約2万6千戸の住宅を供給しています。

参考図

パッシブクーラー

パッシブクーラーとは、通風に配慮した住戸の間取りの工夫、吹抜け空間による空気の循環や、可動式日よけテントなどによる日射遮蔽など、設備機器に頼らずに夏の冷房負荷を軽減する住宅のシステムです。これらの取り組みは、エネルギーの削減効果だけではなく、居住者の方々の快適性の向上にも寄与します。

パッシブクーラー(参考図)

風環境設計

例えば、河川に隣接した地区等において、川の持つ自然環境を活かしながら川風を地区内に導くようにシミュレーションし、建物の配置を設計する手法を「風環境設計」と呼んでいます。川風を意識的に導くことで温熱環境が改善されるこのような取り組みにより、地区内及び地区周辺のヒートアイランド現象の抑制が期待できます。

風環境設計(イメージ・写真)

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