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インド:貨物専用鉄道建設事業(フェーズ1)(第五期)

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ODA(Dedicated Freight Corridor Project (Phase 1)(V))

インド:貨物専用鉄道建設事業(フェーズ1)(第五期)

国名 インド
事業 有償資金協力
課題 運輸交通
借款契約(L/A)調印 2024年2月
借款契約額 400億円

プロジェクト紹介

インドでは、貨物輸送量が毎年伸びている一方、鉄道輸送が占めるシェアは低下傾向であり、大量輸送が可能で道路輸送に比べ環境配慮型である鉄道の整備・強化は同国の持続的な経済成長においても不可欠な課題となっています。特に、首都デリーと東西の玄関港であるムンバイ、コルカタ、及び南東部のチェンナイを結ぶ「黄金の四角形」と呼ばれる路線の貨物輸送量は全国の約65パーセントを占めており、今後もコンテナ貨物の増加や農産物・鉱工業資源の輸送量の増加が見込まれることから、輸送能力の強化が求められています。
本事業では、デリー首都圏~ムンバイ間及びルディアナ~デリー~ソンナガル間のうち、特に整備優先度が高いとされるハリヤナ州、ラジャスタン州及びグジャラート州の主要都市を結ぶ新線を建設し、全自動信号・通信システム及び高出力かつ高速の機関車の導入などを支援します。これにより、今後高い成長率が見込まれる貨物輸送需要への対応及び物流ネットワークの効率化を図り、同国の広範な経済発展に寄与します。

【事業の目的】
本事業は、貨物専用鉄道の計画区間であるデリー~ムンバイ間及びルディアナ~デリー~ソンナガル間のうち、特に整備優先度が高いとされるグジャラート州、ラジャスタン州及びハリヤナ州の主要都市を結ぶ新線を建設し、全自動信号・通信システム及び高出力かつ高速の機関車を導入することにより、今後高い成長率が見込まれる貨物輸送需要への対応及び物流ネットワークの効率化を図り、もってインド国内の広範な経済発展に寄与するものである。

【事業内容】
1) 土木・建築工事:路盤整備、橋梁、貨物駅・分岐駅等の構築物建設等(国際競争入札(タイド))
2) 軌道工事:レール敷設等(国際競争入札(タイド))
3) 電気・機械工事:架線・変電所等の整備(国際競争入札(タイド))
4) 信号・通信工事:信号・通信システム整備、自動踏切システムの建設(国際競争入札(タイド))
5) 車両調達①:電気機関車(6,000 馬力/6 軸)(インド鉄道省が自己資金で製造・納入)
6) 車両調達②:保守・点検車輌等(国際競争入札(タイド))
7)コンサルティング・サービス:施工監理、品質・安全管理、試運転テスト補助、運営・維持管理に係るマニュアルのビュー、運営・維持管理に係る計画策定・実施支援(研修プログラムの実施を含む)、環境管理計画及び住民移転のモニタリング計画の実施管理、社会開発(広報・住民啓発活動、HIV 予防活動)等(ショート・リスト方式)
円借款対象部分は、上記のうち、1)~4)、6)、7)である。

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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0908鉄道ODA
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