~土地の成り立ち(地形分類図)が、簡単に確認できるようになりました~
2018/12/18 国土交通省水管理・国土保全局,国土政策局,国土地理院,国土技術政策総合研究所
土地の成り立ちは、身のまわりの自然災害リスクを教えてくれます。例えば、周囲が浸食により削られ周囲より高い「台地・段丘」では、河川氾濫のリスクはほとんどありませんが、河川との高低差が小さい土地は注意が必要です。また、河川によって形成された「谷底平野」は、大量の雨が集中して降ると河川氾濫に注意が必要です。
国土交通省では、身のまわりの土地の成り立ちを簡単に確認できるよう、土地分類基本調査の 5 万分 1 地形分類図を、国土交通省ハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」で確認できるようにしました。(添付資料①②③)
また、簡易的な水害リスクの情報を提供できるよう、都道府県が管理する中小河川における航空レーザ測量による三次元地形データや地形分類図等を活用した簡易的な水害リスク情報の作成及び公表にあたっての留意事項等を整理した手引きを公開しました。(添付資料④)
「重ねるハザードマップ」での土地分類基本調査(地形分類図)の表示例
【添付資料】
① 身のまわりの自然災害リスクを確認し・備えを!
② 土地分類基本調査(地形分類図)の閲覧方法
③ 国土交通省ハザードマップポータルサイトとは
④ 中小河川における簡易的な水害リスク情報作成の手引き【概要】
<問い合わせ先>
(地形分類図の活用について)
水管理・国土保全局 河川環境課 水防企画室 課長補佐 峰、係長 山川
国土地理院 応用地理部 地理調査課 課長 沼田、課長補佐 岡本
(土地分類基本調査について)
国土政策局 国土情報課 専門調査官 水田
(ハザードマップポータルサイトについて)
国土地理院 応用地理部 環境地理情報企画官 諏訪部、地理情報処理課長補佐 山崎
水管理・国土保全局 防災課 大規模地震対策推進室 室長 原田、課長補佐 伊藤
(中小河川における簡易的な水害リスク情報作成の手引きについて)
水管理・国土保全局 河川環境課 水防企画室 課長補佐 峰、係長 山川
国土技術政策総合研究所 河川研究部 水害研究室 室長 板垣、研究官 大山