ODA(The Project for the Promotion of High Value Products through the SHEP Approach in Gandaki Province (Gandaki-SHEP))

- 国名 ネパール
- 事業 技術協力
- 課題 農業開発/農村開発
- 協力期間 2025年7月~2028年12月
プロジェクト紹介
ネパールでは、農業は食料安全保障や雇用創出を支える重要な産業です。一方で、生産性の低さや、市場アクセスが限られているため、農家の収益向上が課題となっています。そのためネパール政府は、特に付加価値の高い園芸産品の生産と市場へのアクセス改善を推進し、農業普及活動の強化を進めてきました。その一環として、ネパール政府とJICAはガンダキ州とは別の地域において、SHEPアプローチ(野菜や果物を生産する農家に対し、「作ってから売り先を探す」から「売れるものを作る」への意識変革を起こし、営農スキルや栽培スキル向上によって農家の園芸所得向上を目指す)に基づくプロジェクトを実施し、日本の無償資金協力によるシンズリ道路の開通によって小規模園芸農家の市場アクセス改善したこと等による収入向上の成果を上げています。
本プロジェクトの対象地域であるガンダキ州は、野菜生産量が比較的少ない地域ですが、中部丘陵地帯では標高差を活かしキャベツやカリフラワーといった高原野菜や、かんきつ類、コーヒー等の付加価値の高い商品作物の生産の可能性が大きく、道路整備による物流の拡大も見込まれています。そのため、小規模園芸農家が「売れるものを作る」農業を実践し、収入増を目指すことを目的とした農業普及手法であるSHEPアプローチを活用することで、農家の所得が向上することが期待されています。
本事業は、ガンダキ州において、SHEPアプローチに基づいた市場志向型農業普及を実施することにより、同州の行政機関の組織力と技術力の強化等を図り、もってネパール政府のイニシアチブによりSHEPアプローチに基づいた市場志向型農業普及活動が小規模農家に対して実施され、高付加価値産品の生産および販売促進と所得向上に寄与するものです。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)
