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太陽光パネルのカバーガラスから希少元素を抽出するプロセスを開発~2030年代後半に迎える太陽光パネル大量処分における課題にいち早く貢献~

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2025-09-29 産業技術総合研究所

産総研と中部電力の共同研究により、太陽光パネルのカバーガラスから希少元素アンチモン(Sb)を効率的に回収する温和な水熱処理プロセスが開発された。ガラスが結晶化する際にアンチモンが結晶構造に取り込まれにくい性質を利用し、適切な温度で処理することでガラス粉末から約8割のアンチモンを抽出できることを確認。太陽光パネルは2030年代後半に大量廃棄が予想されており、再資源化技術の確立が急務とされる。本成果は資源循環型社会の推進に資する技術として期待され、2025年10月開催の「テクノフェア2025」で紹介予定。

太陽光パネルのカバーガラスから希少元素を抽出するプロセスを開発~2030年代後半に迎える太陽光パネル大量処分における課題にいち早く貢献~

本研究で目指す水熱処理によるカバーガラス再資源化のプロセス概要図

<関連情報>

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0803資源循環及び環境
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