ad

超多数アンサンブル気候予測実験データを用いた極値河川流量の将来変化の分析

ad
ad
ad

土木学会論文集B1(水工学)Vol.73,No.3, pp. 77-90,2017.

立川 康人 京都大学 学研究科社会基盤工学専攻

宮脇 航平 京都大学 工学研究科社会基盤工学専攻

田中 智大 京都大学 地球環境学堂資源循環学廊

萬 和明 京都大学 工学研究科社会基盤工学専攻

加藤 雅也 京都大学 工学研究科社会基盤工学専攻

市川 温 京都大学 工学研究科社会基盤工学専攻

キムスンミン 京都大学 工学研究科社会基盤工学専攻

抄録

d4PDFから得た降水量データを用い,極値降水量の確率分布の将来変化を分析するとともに,降雨流出モデルを介して推定した極値流量の確率分布の将来変化を分析した.また,再現期間1000年相当の流量規模を調べ,それらをもたらす降水要因を考察した.対象流域は荒川流域,庄内川流域,淀川流域である.以下の結果を得た.1) 観測値とd4PDF過去実験から得られる年最大24時間降水量の頻度分布は非超過確率0.95以下ではよく対応した.2) 4度上昇実験の200年確率年最大24時間降水量は,過去実験のそれの1.3~1.4倍,年最大時間流量では1.5~1.7倍となった.3) 4度上昇実験の200年確率年最大降水量と過去実験の900年確率年最大降水量とがほぼ同じ値となった.4) 既往大洪水をもたらした降水要因とd4PDFで再現・予測される大洪水の降水要因はよく適合した.

詳しくは》

ad

0904河川砂防及び海岸海洋
ad
ad
Follow
ad
ad
タイトルとURLをコピーしました