ODA(Project for Strengthening the Capacity of Landslide Disaster Prevention for Resilient Road Transportation)

- 国名 スリランカ
- 事業 技術協力
- 課題 運輸交通
- 協力期間 2025年6月~2028年5月
プロジェクト紹介
スリランカにおいて斜面災害は最も深刻な自然災害のひとつです。スリランカの国土面積の2割、総人口の3割を占める中央部の山岳・丘陵地域では、急速な開墾・開発に加え脆弱な地質と急峻な地形により、モンスーン期の豪雨の際には急傾斜地の崩壊や地すべり等の斜面災害が頻発しています。
これまでに発生した斜面災害により、多くの人命が失われ、人々の財産やインフラにも甚大な被害をもたらしています。2021年11月には、スリランカの重要な幹線道路であるColombo-Kandy道路において地すべりが発生し、10日間にわたって道路が通行止めとなり、スリランカ経済へ多大な影響を及ぼしました。この地すべり発生地点は、過去の災害発生箇所に該当せず、スリランカ政府関係機関が把握していない潜在的な危険箇所が明らかになりました。さらに近年は、特に気候変動による豪雨が増加傾向にあり、それに伴う斜面災害発生のリスクの高まりが懸念されています。
本事業は、道路斜面災害リスクが高い中部州、ウバ州、サブラガムワ州において、道路斜面災害のスクリーニング手法や点検システムの導入・確立、道路斜面防災計画の策定、および緊急対応体制を強化することにより、国道管理における斜面災害対策の実施体制整備を図り、もって道路斜面災害の被害頻度や強度の軽減に寄与するものです。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)
