ODA(The Project for Promotion of Nepal National Building Code Compliance for Safer Building Construction)
- 国名 ネパール
- 事業 技術協力
- 課題 都市開発・地域開発
- 協力期間 2021年4月〜2025年5月
プロジェクト紹介
ネパールは将来の地震発生によるリスクに直面しています。同国では耐震基準に関わる建築基準が2020年8月に改定され、新築建物に対する規制強化が図られつつあります。一方、2015年の震災以降、カトマンズ盆地では建築構造の主流が組積造から鉄筋コンクリート造に替わってきていますが、建築主や施工者において法令遵守の意識や知識不足から図面と異なる施工がされてしまうことも多く、行政の設計・施工検査能力、建築技術者の施工監理能力、施工業者の品質管理能力や関係者の啓発等が課題となっています。この協力は、カトマンズ盆地において、建築基準遵守に向けた建築許可実務手順書の改訂や関係者の能力向上・啓発等を行うことにより、耐震建築のための建築基準遵守メカニズム改善を図り、地震に強い安全な建物の建設推進に寄与します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)