ODA(The Project to Improve Air Navigation Services for Enhancing Flight Handling Capacity at Tribhuvan International Airport (TIA))
- 国名 ネパール
- 事業 技術協力
- 課題 運輸交通
- 協力期間 2023年1月~
プロジェクト紹介
首都カトマンズのトリブバン国際空港(TIA)は、国際定期便及び主要な国内線が発着する、ネパールの航空ネットワークの中心です。航空需要の増加に伴い、TIAでは繁忙時に滑走路処理能力が不足し、着陸機の上空待機や出発機の地上待機が常態化しています。また、国内線のハブ空港であるTIAの混雑が、地方空港における航空機の出発・到着遅延の主な原因となっています。
本事業は、TIAにおける航空交通流管理(ATFM)及び空港協調的意思決定(A-CDM)の導入、カトマンズ管制区の空域運用効率化及びTIAの運用効率化のための航空保安(CNS)システム導入に必要なネパール民間航空庁(CAAN)の能力向上を行います。これによって、TIAにおける飛行処理能力拡大に必要なCAANの能力向上を図り、TIA の飛行処理能力拡大を目指します。
(1)上位目標:
TIA の飛行処理能力が拡大している
(2)プロジェクト目標:
TIA における飛行処理能力の拡大に必要な CAAN の能力が向上している
(3)成果
成果1:TIA における A-CDM / ATFM の導入に必要な能力が向上している
成果2:カトマンズ管制区の空域運用効率化に必要な能力が向上している
成果3:TIA の運用効率化のための CNS システム導入に必要な能力が向上している
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)