ODA(The Project for Development and Implementation of New Damage Assessment Process in Agricultural Insurance as Adaptation to Climate Change for Food Security)
- 国名 インドネシア [協力地域地図]
- 協力期間 2017年10月~2022年9月
- 事業 技術協力
- 課題 農業開発/農村開発
プロジェクトの紹介
気候変動の適応策への取り組みは、先進国・途上国を問わず高い関心事項となっています。インドネシアでは、2013年7月に農業保険エンパワメント法を制定し、農業保険導入に向けた取組みを実施してきました。コメ栽培を対象としたパイロット事業を実施し、2016年からコメを生産する22州において損害保険事業が実施されています。一方、農業保険の実務を担う農業省ならびに国営保険会社からは、査定員の不足、アクセス不良により査定に時間を要するといった損害評価における課題があります。この協力では、農業保険の効率的な損害評価手法について学術的な研究成果を蓄積することにより、同国の米作地向けの新たな損害評価手法を構築し、同国の気候変動適応策としての農業保険の改良と普及に寄与します。
協力現場の様子
キャプション
- 3つの研究グループによる合同調査前の打合せの様子(写真提供:Chiba University)
- 水稲の収量及び病害調査の様子(写真提供:Chiba University)
- 水稲生育ステージ確認調査出発前の様子(写真提供:Chiba University)
- 収量・病害発生状況の詳細調査の様子(写真提供:Chiba University)
- 第1回JCC集合写真(写真提供:Chiba University)
- Scientific Committee for Damage Assessmentでの水害グループの討議の様子
- ボゴール農科大学における農業統計解析の講義と実習の様子
- テストサイトにおける水害発生時の調査(水田が水没している様子)(写真提供:Chiba University)
- テストサイトにおける農家への聞き取り調査の様子(写真提供:Chiba University)
- NOSAI全国での農業保険の講義(Knowledge Co-Creation program in Japan)(写真提供:Chiba University)