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南スーダン放送局組織能力強化プロジェクトフェーズ2

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ODA(The Project for Institutional Capacity Development of South Sudan Broadcasting Corporation Phase2)

国名 南スーダン
事業 技術協力
課題 ガバナンス
協力期間 2021年12月〜2025年11月

プロジェクト紹介

南スーダンでは、2013年の南スーダン放送局(SSBC)法の成立、2016年の経営委員会の発足を経て、国営放送局から公共放送局への転換を果たしました。国内唯一の公共放送、TV放送局であるSSBCが果たす役割は非常に重要であり、国家及び市場の影響を受けず、正確・中立・公正な放送を行うことが期待されています。そのためには、組織体制、財源の面での独立性の確保、報道・番組制作の能力向上が求められています。このような状況の中、日本政府はSSBCの本部職員の意識改革と、その機能を果たすための能力開発を目指し、基本的な番組制作・報道や、それに必要な機材運営に必要な職員の能力強化への支援を行いました。その結果、SSBC職員の間で公共放送局員としての意識が根付き、報道機関としての基本的な放送業務は行われるようになりました。しかし、SSBCが独立・発展的に機能を果たすには未だ多くの課題を抱えています。特に、独立後初の総選挙実施に向けて、全土への情報アクセスを保障するために、報道能力・番組能力の強化は急務となっています。そこで、この協力では、SSBCの地方スタッフを含めた報道機関としての総合力向上と、全土の視聴者への情報へのアクセス保障を目指し、報道及び番組制作にかかる職員のさらなる能力向上、放送機材の自律的な運営維持管理能力の向上を通じて、正確・中立・公正な放送を行うための組織能力強化を図り、SSBCがあまねく全国において国民に信頼される放送を行うことに寄与します。

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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