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パレスチナ:新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援計画

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ODA(the Programme for COVID-19 Crisis Response Emergency Support)

国名 パレスチナ
事業 無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題 保健医療
贈与契約(G/A)締結 2021年6月
供与額 8.79億円

プロジェクト紹介

パレスチナの新型コロナウイルス感染者は累計で340,252人(死者数3,798人)(2021年6月12日時点、WHO発表)となっています。同国自治政府はワクチン接種を新型コロナウイルス対策の最優先課題と位置付け、ワクチンの調達、優先接種対象者への接種も開始されています。
しかしながら、ワクチンが国内各地で適切に運搬・保管され、効果的かつ安全に接種されるためには体制整備が必要になっており、特に同国では、コールドチェーン(注)関連機材、変異株やワクチンによる免疫獲得に関する疫学調査に必要な検査用機器及び検査技術等が不足しており、緊急の課題となっています。
この協力は、パレスチナにおいて、ワクチン接種に要する関連機材(ワクチン輸送用保冷機能付き車両等)を供与することにより、ワクチンの効果的で安全な接種体制の構築を図り、同国のワクチン接種率の向上並びに新型コロナウイルス感染症早期収束に寄与します。
(注)コールドチェーン…医療品の鮮度を保ったままで移動させる方法

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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