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パキスタン:ファイサラバードにおける浄水場及び送配水管網改善計画

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ODA(The Project for the Improvement of Water Treatment Plant and Water Distribution System in Faisalabad)

国名 パキスタン
事業 無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題 水資源・防災
贈与契約(G/A)締結 2021年3月
供与額 40.94億円

プロジェクト紹介

パキスタン第三の人口を擁するファイサラバード市では、人口が1998年の200万人から、2017年には320万人に増加しており、2018年には水需要が既存の施設容量を上回り、さらに2023年には一日の水需要量(最大値)が施設容量を30パーセント程度上回ることが予想されています。また、既存浄水場の中には機材の故障や老朽化により設計能力を大きく下回る浄水量となっている施設もあります。さらに、水圧、給水時間、水質等、水道サービスの質が低いため、住民の支払い意思に影響があり、十分な料金収入を得られていませんでした。日本は、技術協力(2016~2019年)を実施し、2038年を目標年とした上下水道・排水マスタープランを作成するとともに、パイロット事業を通じて、水圧、給水時間、水質等の水道サービスの質の改善によって料金収入の増加が可能であることを実証しました。この協力は、日本の協力で作成されたマスタープランで優先プロジェクトと位置付けられた事業であり、パイロット事業の成果を踏まえ、ファイサラバード市において既存浄水場の更新・拡張、送配水施設の整備等を行うことにより、給水能力の向上を図り、住民の生活環境の改善に寄与します。

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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1001上水道及び工業用水道ODA
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