2021-04-20 東日本旅客鉄道株式会社
○JR東日本では、すべてのお客さまに安心してご利用いただける快適な鉄道を目指しバリアフリー施設の拡充等を進めております。
○東京支社では、常磐 (各駅停車 )線の一部の駅にて、今年度中のホームドアの整備にあわせ、ホームと列車の隙間を縮小するためのくし状部材を設置するとともに、ホーム上に案内表示を設置し、ご利用しやすい環境を整備いたします。
○また、ご利用しやすい環境の整備に伴い、山手線、京浜東北・根岸線で実施しているご自身で降車を希望される車いすをお使いのお客さまに乗車駅での待ち時間短縮を図る取り組みを、常磐(各駅停車)線にも拡大いたします。
1 今年度中にご利用しやすい環境を整備する常磐(各駅停車)線の7駅
北松戸駅、馬橋駅、新松戸駅、北小金駅、南柏駅、柏駅および北柏駅の7駅では、ホームドアの整備にあわせ、くし状部材を設置するとともに、ホーム上に案内表示を設置いたします。
(1)ホームと列車の隙間を縮小するためのくし状部材の設置
ホームドアの整備にあわせ、ホームと列車の隙間を縮小するため2号車と9号車の各4番ドア乗降口のホーム先端に「くし状部材」を設置いたします。
くし状部材
(2)ホーム上への案内表示の設置
2号車と9号車の各4番ドア乗降口のホーム上(床面とホームドア)に、案内表示を設置いたします。
ホーム上の案内表示(イメージ)
2 乗車駅での待ち時間短縮の取り組みについて
常磐(各駅停車)線の段差・隙間の目安値※を満たす駅にて、ご自身で降車を希望されるお客さまには、乗車駅での係員による降車駅への連絡を省略することで、乗車駅での待ち時間短縮を図ります。
なお、係員によるご案内を希望されるお客さまには、従来どおり降車駅への連絡を行ったうえで、係員が乗車時・降車時ともにご案内いたします。
(1)開始時期
2022年3月以降(日時は決まり次第、当社ホームページにてお知らせいたします)
(2)段差・隙間の目安値を満たす駅およびホーム乗降口
※この取り組みは、「鉄道におけるプラットホームと車両乗降口の段差・隙間に関する検討会」において2019年にとりまとめられた、車椅子使用者の単独乗降と列車の安全確保を両立しうる段差・隙間の目安により実施するものです。
(3)車いすをお使いのお客さまが乗降しやすい駅に関するお知らせについて
ご自身で降車を希望されるお客さまが分かりやすいよう、本取り組みについて当社ホームページにてお知らせいたします。