有明海・八代海において大量の漂流物を回収～令和２年７月豪雨災害に関する九州地方整備局の取り組み～

2020-07-13 国土交通省港湾局,九州地方整備局

支援台船、海洋環境整備船｢海輝｣｢海煌｣による漂流物回収 八代港における国による港湾施設の一部管理

令和２年７月豪雨の影響により、有明海・八代海において流木をはじめとした大量の漂流物が確認されました。
航行船舶の安全を確保するため、国土交通省九州地方整備局熊本港湾･空港整備事務所では、７月４日より海洋環境整備船「海輝」「海煌」２隻を投入して漂流物の回収作業を実施しています。漂流物が大量のため、（一社）日本埋立浚渫協会及び九州港湾空港建設協会連合会の支援台船も投入して回収作業を行っています。

７月４日から本日までの７日間で1,828m3の漂流物を回収しました。この量は有明海、八代海における昨年度１年間の回収量1,353m3を上回る漂流物をわずか７日間で回収したことになります。九州地方整備局では引き続き回収作業を実施してまいります。
また、本日より港湾管理者からの要請により、国が八代港の港湾施設の一部管理を行っております。港湾区域内外を一体的に国が管理することにより、迅速かつ広域的な流木等の除去を行えるようになりました。

詳しくは》

お問い合わせ先