ODA(Project for Strengthening the Training Capacity of IBTC on Non-Revenue Water)
- 国名 南アフリカ共和国 [協力地域地図]
- 協力期間 2017年8月~2020年8月
- 事業 技術協力
- 課題 水資源・防災
プロジェクトの紹介
南アフリカ共和国では、水資源の確保が国家的な課題となっています。解決策のひとつとして水道の無収水率(浄水場からの配水量のうち料金請求に至らなかった水量の割合)を下げる必要がありますが、そのための技術者が不足しています。このため日本は、東京都水道局にて同国の水道事業関係者に対する研修を、2013年から2015年の3年間にわたって行いました。また、研修効果を同国内で広めるため、2014年には水・衛生省がインフラ整備局センター(IBTC)を設立しましたが、独力でセンターを運営することは容易ではありません。この協力では、IBTCの運営体制を整備し、無収水技術研修を継続的に実施できる研修運営能力の強化を図ります。また、地方の水道事業体(自治体)へも研修を普及していくことが計画されており、国内全土における無収水対策への貢献が期待されます。
協力現場の様子
キャプション
- キックオフ会合(2017年8月)でのJICA技術協力スキーム説明の様子。カウンターパート、JICA現地事務所、日本大使館、JICA本部調査団、JICA専門家チーム等の代表者らが出席し、プロジェクト開始に係る意思決定が行われた。
- 地方自治体(水道事業体)の浄水場を視察するカウンターパート職員およびJICA専門家チーム。
- 地方自治体(水道事業体)の配水池を視察したカウンターパート職員およびJICA専門家チームによる自治体職員へのヒアリングの様子。
- 地方自治体(水道事業体)の配水池を視察するカウンターパート職員およびJICA専門家チーム。
- 地方自治体(水道事業体)が有する自治体職員向け研修センターを視察したカウンターパート職員およびJICA専門家チーム。
- 地方自治体(水道事業体)に対するカウンターパート職員および専門家チームによる訪問ヒアリングの様子。
- 地方自治体(水道事業体)が有する水道実技研修施設を視察するカウンターパート職員および専門家チーム。
- 地方自治体(水道事業体)が有する水道実技研修施設を視察するカウンターパート職員および専門家チーム。