ODA(The Project for Introduction of Intelligent Transport System in Kigali City)
- 国名 ルワンダ
- 事業 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題 運輸交通
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限) 2023年10月
- 供与額 19.99億円
プロジェクト紹介
首都キガリ市では、人口増加及び経済成長に伴う交通量の増大により、主要交差点で渋滞が発生し、経済活動の活性化を妨げています。今後、保有車両台数や交通事故の増加、交通渋滞の更なる悪化が見込まれ、市内における交通渋滞の緩和及び都市交通システムの改善が課題であり、交通管理システムの導入による交通制御の必要性が指摘されています。
本事業は、キガリ市において日本式の面的制御による交通管制システムの導入を行うことにより、車両感知器を使って交通量の変化を俯瞰的に捉えた適切な信号サイクル配分を可能にし、交差点の交通処理能力を向上させ、上述のルワンダ国家長期開発計画の実現を目指します。
【事業の目的】
本事業は、キガリ市において交通管制システムの整備、交差点改良等を実施することにより、公共交通を含む市内交通流の円滑化および安全向上を図り、もってキガリ市の持続的な経済・社会の発展に寄与するもの。
【事業内容】
ア)施設、機材等の内容:
【施設】交通管制機材設置に伴う付帯的な交差点改良工事(20交差点、うち1交差点はラウンドアバウトから信号交差点に変更)、路面標示
【機材】交通管制機材(信号機及び信号機の統合制御機材)(20交差点)、対象交差点における交通管理システム
イ)コンサルティング・サービス:
詳細設計、入札補助、施工監理、ソフトコンポーネント(施設/機材の運営・維持管理、データ解析・システム運用等)に係る技術指導・マニュアル作成等
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)