ODA(Capacity Development Project for Improvement of Maintenance of Distribution and Transmission Systems Phase 2)
- 国名 タンザニア
- 事業 技術協力
- 課題 資源・エネルギー
- 協力期間 2022年3月〜2025年3月
プロジェクト紹介
タンザニアでは、経済成長に伴い、電力需要が増加しています。しかし、設備・施設の老朽化・維持管理能力の不足により、送電損失や配電損失が生じ、電力需要のピーク時や水力発電の出力が低下する乾季には需要をまかない切れず、停電が頻発しています。そのため、同国政府は増大する電力需要に対応するため、発電容量の増大を国家開発計画の目標のひとつとしています。この目標達成のため、タンザニア電力供給公社は電力網を拡張させ、同時に安定した電力を供給することが求められており、さらなる電力設備の増強と技術系職員の増員及び能力強化が必要となっています。
この協力では、送配電系統の運用維持管理に従事する人材の能力強化を行うことにより、予防保全業務の強化・定着を図り、同国の電力供給の信頼性・効率性の向上、それらを通じたエネルギーアクセスの向上に寄与します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)