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阪急電鉄株式会社 神戸線の列車脱線事故(令和2年11月23日発生)

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2022-02-17 運輸安全委員会

概要

報告書番号:RA2022-1-1
発生年月日:2020年11月23日
区分:鉄道
発生場所:神戸線 六甲駅~御影駅間(複線)[兵庫県神戸市] 高羽踏切道 (第1種踏切道:踏切遮断機及び踏切警報機あり、大阪梅田駅起点27k423m付近)
事業者区分:大手民鉄
事業者:阪急電鉄株式会社(法人番号 7120901021811)
事故等種類:列車脱線事故
都道府県:兵庫県

概要:
阪急電鉄株式会社の新開地駅発大阪梅田駅行きの上り特急第K1906列車の運転士は、令和2年11月23日(月)、六甲駅~御影駅間を速度約85km/hで走行中、高羽踏切道(第1種踏切道)に進入してきた軽貨物自動車を認めたため、直ちに非常ブレーキを使用したが、列車は同自動車と衝突して、1両目の前台車全2軸が左側に脱線した。なお、同自動車は無人で坂道を下ってきた。
この事故により、乗客1名が負傷した。

原因:
本事故は、高羽踏切道に列車が接近し遮断かんが降下している状況において、軽貨物自動車が無人のまま坂道を後退して同踏切道に進入し、進行してきた列車と衝突したことにより、列車が脱線したものと推定される。
列車が脱線したことについては、同列車の前面左下部に衝突した同自動車の衝撃に加え、巻き込まれた同自動車の部品が1両目前台車第1軸目の左車輪とレールの間に挟まり、第1軸目の左車輪が乗り上げて脱線、さらに、この部品から受ける衝撃と脱線した車輪から受ける振動によって、第2軸目の左車輪がレールに乗り上げて脱線したものと考えられる。
なお、軽貨物自動車が後退したことについては、停めた場所が坂道であったにもかかわらず、自動車運転者が、軽貨物自動車の停止状態を保つ必要な措置が不十分な状態で軽貨物自動車から離れたことによるものと考えられる。

死傷者数:負傷:1名(乗客)
公表年月日:2022年02月17日
報告書(PDF):公表説明資料

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