ODA(Project for The Improvement of Regional Roads Governance)
- 国名 インドネシア
- 事業 技術協力
- 課題 運輸交通
- 協力期間 2019年8月〜2022年9月
プロジェクト紹介
インドネシアの道路総延長は約51万8千キロメートルあり、その内約9割を地方道路(州道:約1割、県/市道:約8割)が占めています。国道は、その約9割が安定的な状態(4段階評価のModerate(適切な)以上の水準)で管理されていますが、州道は7割程度、県/市道は約6割程度しかその水準を満たしていません。その原因として、維持管理のための予算不足、維持管理・予算作成システムの不備による不適切な予算配賦、維持管理のノウハウの欠如などが挙げられます。本協力は、パイロット事業を通じて公共事業・国民住宅省(MPWH)官房地方インフラ開発センターの道路維持管理計画・実施能力を強化することにより、同センター主導のもとパイロット地域での地方道路維持管理事業が円滑に実施されることを図り、パイロット地域での持続的な地方道路維持管理および他地域に向けた本プロジェクト実施手法の普及に寄与します。