ODA(Maharashtra Transmission System Project)
- 国名 インド [協力地域地図]
- 借款契約(L/A)調印 2007年9月
- 事業 有償資金協力
- 借款契約額 167.49億円
- 課題 資源・エネルギー
プロジェクトの紹介
インドでは、政府による新規電源開発が積極的に推進されたものの、1990年代後半からの急激な経済発展を背景に、特に西部と北部における電力不足は深刻でした。中でもインド西部に位置し、国内最大の経済規模を有するマハラシュトラ州における電力需要の増加は著しく、多くの施設で急増する電力需要に対し、供給が追い付かない状況でした。この協力では、同州内110ヶ所の変電所における変電設備の増強、95ヶ所の変電所における老朽化・劣化した関連機器の交換を行いました。これにより、急増する電力需要に対応する安定的な供給を確保し、地域の経済発展と生活水準向上に貢献しました。
協力現場の様子
キャプション
- 本事業で増強された変電設備(シルワル変電所、カラド管区)
- 本事業で増強された変圧器(ロナワラ変電所、プネ管区)
- 本事業で増強された制御盤(カルワ変電所、ワシ管区)
- 追加で整備された開閉器(タカリ変電所、ナシック管区)
- 追加で整備された断路器(ロナワラ変電所、プネ管区)