ad

蔵王山周辺のGNSS連続観測結果について

ad

国土交通省 国土地理院

概要

 蔵王山周辺の電子基準点で観測されたデータを解析した結果、1月26日から1月30日の間で蔵王山・熊野岳から北西約5kmの地点に設置された電子基準点「山形」(山形県山形市蔵王温泉)において、熊野岳から遠ざかる方向(北西)に約2cmの変動が観測されました。
なお、この変動は気象等によるノイズの可能性もあります。また、本解析結果は今後の精査によって変更になることがあります。
電子基準点による地殻変動の監視を今後も注意深く続けていきます。

基線図

基線変化グラフ

基線変化グラフ1基線変化グラフ2基線変化グラフ3基線変化グラフ4

ベクトル図

ベクトル図(県境なし)

地殻変動グラフを見る際の注意点

 地殻変動の情報を迅速に提供するため、GNSS観測から2日後及び6時間後に公開される暫定的な衛星軌道情報を用いて解析することで得られる結果(R3:速報解、Q3:迅速解)も表示しています。このR3、Q3は、最終的な解析(F3:最終解、精密な衛星軌道情報を利用)によって得られる結果よりもばらつきが大きく、大きな外れ値が発生することがあります(GNSS測位の誤差に関するページ)。こうしたことから、プロット1点ごとではなく、全体のプロットから地殻変動の傾向を捉えることができるグラフとなっています。解析結果は、今後の精査によって変わることがあります。

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
国土交通省国土地理院
測地観測センター       火山情報活用推進官  川元 智司
地殻監視課長補佐    横川  薫

 

ad

0900建設一般
ad
ad
Follow
ad
ad
タイトルとURLをコピーしました