2019-05-10 国土交通省
○九州地方整備局と国土技術政策総合研究所では、平成 30 年 4 月 11 日に発生した大分県中津市耶馬溪町の土砂災害をうけて、無降雨時等の崩壊に関する発生実態の整理や発生機構の考察を行い、九州地方において無降雨時等における崩壊の危険斜面抽出手法の確立を目的に「無降雨時等の崩壊研究会」を昨年度2回開催しています。
※無降雨時の崩壊・・・降雨終了後、あるいは全くの無降雨時に発生する崩壊
○上記の研究会において選定された2箇所の地下水や地質に関係する電気的性質(比抵抗)を確認するため、空中電磁探査調査を行いますので、下記のとおりお知らせいたします。
記
調査箇所①
○調査日時 :令和元年5月14日(火)14時30分頃から
○調査場所 :鹿児島県肝属郡南大隅町船石川周辺
○ヘリポート:大原学習センター(鹿児島県肝属郡錦江町田代麓 4567-8)
調査箇所②
○調査日時 :令和元年5月17日(金)9時頃から
○調査場所 :大分県中津市耶馬溪町周辺
○ヘリポート:コロナ運動公園陸上競技施設(大分県中津市山国町平小野 167 番地)
※当日は、各ヘリポートにおける調査状況の撮影はできますが、現地での住民の方々などへの取材はご遠慮ください。また、調査内容についての問い合わせは下記にお願いします。
【問い合わせ先】
国土交通省 九州地方整備局 河川部 河川計画課長 小林侑
建設専門官 下村慎一郎
国土交通省 国土技術政策総合研究所 土砂災害研究部 深層崩壊対策研究官 水野正樹
【別紙1】
◆ 調査箇所について
調査箇所①
○調査日時 :令和元年 5 月 14 日(火)14 時 30 分頃から
○調査場所 :鹿児島県肝属郡南大隅町船石川周辺
○ヘリポート:大原学習センター(鹿児島県肝属郡錦江町田代麓 4567-8)
調査箇所②
○調査日時 :令和元年 5 月 17 日(金)9 時頃から
○調査場所 :大分県中津市耶馬溪町周辺
○ヘリポート:コロナ運動公園陸上競技施設(大分県中津市山国町平小野 167 番地)
◆ 調査方法について(イメージ)
○空中電磁探査は、人工的に発生させた磁場が、地盤に透入する際に生じる電磁誘導現象を利用して、地盤の電気的性質を調査する物理探査方法。
○現地に立入ることなく、短時間で、面的な、地下水や地質に関係する電気的性質(比抵抗)が確認できる。