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JR西日本山陽線糸崎駅構内鉄道人身障害事故2017年02月11日

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2018-01-25 運輸安全委員会
JR西日本山陽線糸崎駅構内鉄道人身障害事故2017年02月11日

概要

報告書番号 RA2018-1-5
発生年月日 2017年02月11日
区分 鉄道
発生場所 山陽線 糸崎駅構内 [広島県三原市]
事業者 JR西日本旅客鉄道株式会社

(法人番号 1120001059675)
事故等種類 鉄道人身障害事故
都道府県 広島県
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2018年01月25日
概要  西日本旅客鉄道株式会社の山陽線糸崎駅構内において、工事を行っていた作業員等5名と列車見張員は、平成29年2月11日(土)1時45分ごろ、日本貨物鉄道株式会社の鳥栖貨物ターミナル駅発大阪貨物ターミナル駅行き25両編成の上り高速貨第58列車が接近してきたため待避していた。同列車が待避箇所を通過する際に、工事指揮者が異音を
認めたため確認したところ、列車見張員が線路上に倒れているのを発見した。
一方、同列車の運転士は、同駅を速度約68km/hで定刻(1時46分)に通過し、前方で作業をしている様子が見えたが、左右に振る白色灯を認めたため、待避が完了しているものと思い、運転を継続した。その後、尾道駅通過後、指令の指示により同列車を停止させた。この事故により、列車見張員が死亡した。
原因  本事故は、碍子取替工事に就いていた列車見張員が、線路閉鎖が行われていない隣接線路に近づき過ぎた位置で立哨していたため、進行してきた列車と接触したことにより発生したものと推定される。
列車見張員が隣接線路に近づき過ぎた位置で立哨していたことについては、同列車見張員は、自らの立哨位置が安全な場所であると思い込んでいた可能性があると考えられる。このことについては、事故発生場所が分岐器上で、線形が複雑であったことが関与している可能性があると考えられるが、同列車見張員が死亡していることから、その理
由を明らかにすることはできなかった。
死傷者数 死亡1名(列車見張員)
勧告・意見
情報提供
動画(WMV)
備考

 

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