首都高の技術
特許第4004436号:道路床版の補強方法
アスファルト舗装の下にあり、走行車輌の荷重を支えるコンクリート床版は、近年の車輌大型化等により、建設年次が古いものは補強が必要になってきています。
補強方法として、従来は鋼板を使っていましたが、最近になり、軽量で強度に優れた炭素繊維やアラミド繊維のシートを床版の下側に接着する方法が一般的です。首都高では、コスト削減および床版点検の容易さを考慮し、実際の使用状態を想定した繰返し輪荷重試験を踏まえて「格子貼り」という新しい方法を採用しています。