ODA(Project for Agricultural Water Development in the Southeast Area of Gharb Plain

- 国名 モロッコ
- 事業 有償資金協力
- 課題 農業開発/農村開発
- 借款契約(L/A)調印 2025年11月
- 借款契約額 645.77億円
プロジェクト紹介
モロッコで農業は重要産業ですが、農耕可能地の多くが乾燥・半乾燥地域で、8割以上が天水農業に依存しているため、降雨量による影響を受けやすいという課題があります。特にガルブ平野は、国内で最も水資源が豊富なOuergha水系を含む3つの水系に囲まれていますが、灌漑可能面積の約5割は灌漑施設が未整備です。また、枯渇しつつある地下水や不安定な天水に依存しており、干ばつ等の影響を受けやすいことが課題となっています。
気候変動が農業生産に与える影響は深刻化しおてり、今後も気温上昇や干ばつの進行により、限られた水資源への圧力が更に高まることが予想されます。このため、水資源のより一層効率的かつ持続可能な活用と、農業生産の効率化・安定化が課題となっています。モロッコ政府はこれらの課題に対応するため、ガルブ平野の豊富な水資源を有効活用し、農業生産性の向上および生産量の増大・安定化を図ることを目的として、約 7.2万ha を対象とした灌漑施設の整備を優先事業の一つとして計画しています。
本事業はその優先事業の一部であり、農業幹線水路及び付帯施設の整備を通じ、南東部の3万haの耕作地に整備される灌漑ネットワークにOuergha川の水を送ることで、水資源利用の効率化・安定化を図り、もって同国における気候変動に適応した農業開発の推進に寄与するものです。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

