2026-06-04 土木研究所
土木研究所は、将来的な設備維持管理技術者不足への対応を目的として、四足歩行ロボットを活用した土木機械設備点検の省人化研究を進めている。その一環として、2026年5月28日に九州地方整備局熊本河川国道事務所が所管する内田川排水機場において、実際の設備点検で人とロボットが協働する実証試験を実施した。四足歩行ロボットが点検業務の一部を担い、人間と連携して設備状態を確認するもので、実運用環境における「人とロボットの協働点検」は国内初の取り組みとなった。検証ではロボットが当初想定された役割を果たし、設備点検の効率化や省人化に向けた有効性が確認された。当日は複数の報道機関が取材を行い、土木研究所の研究責任者がロボット活用の効果や今後の技術的課題について説明した。今回の成果は、排水機場など社会インフラの維持管理における自動化・省力化技術の実用化に向けた重要なステップであり、今後のインフラメンテナンスの高度化や人材不足対策への貢献が期待される。

人とロボットの協働状況
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