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ダム再開発工事にBIM/CIMを活用した3次元流体解析技術を導入

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デジタルツイン化で設計・施工方法の検討期間短縮と施工時の安全リスク評価の高度化を実現

2025-11-18 株式会社大林組,株式会社日立パワーソリューションズ,株式会社日立製作所

大林組、日立パワーソリューションズ、日立製作所は、国土交通省中部地方整備局の新丸山ダム本体建設工事において、現地状況を高精度に再現した BIM/CIM データを基盤とする 3次元流体解析によるデジタルツイン化 に成功した。既存ダムの機能を維持しながら新設ダムを20.2mかさ上げして建設する複雑な工事では、従来、放流時の水位・流速変化の評価や施工方法検討に1年程度を要していたが、デジタルツイン導入により 約3か月へ大幅短縮。任意断面の流況、渦の発生、河床形状に応じた3次元的な流れを詳細に把握でき、施工時の 安全リスク評価 が高度化した。また仮排水トンネルの放流挙動も再現し、減勢状況や跳ね返り流れを精度良く把握可能となった。3社は今後、本技術を他ダムへ展開し、AIと統合した防災・減災、インフラのレジリエンス向上に役立てる方針である。

ダム再開発工事にBIM/CIMを活用した3次元流体解析技術を導入
デジタルツイン化した丸山ダムの放流状況

<関連情報>

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