ODA(The Project for Master Plan Study on National Power System Development)
- 国名 ナイジェリア [協力地域地図]
- 協力期間 2015年2月~2019年2月
- 事業 技術協力
- 課題 資源・エネルギー
プロジェクトの紹介
ナイジェリアでは、発電・送電・配電の容量不足から国内で計画停電が恒常化しており、電力の安定供給が喫緊の課題となっています。同国政府は2005年の電力セクター改革法(Electric Power Sector Reform Act in 2005)をもとに発電・配電分野の民営化を行うなど改革を進めていますが安定した電力供給には至っていません。電力分野の総合的な開発を担う連邦電力・公共事業・住宅省(FMPWH)は、将来的な需要予測に基づく長期的な電源開発・系統拡張計画の立案を計画しており、そのためFMPWHおよび系統部門を担う送電公社の能力強化が求められています。この協力では、ナイジェリアにおいて電力マスタープランの策定、FMPWH職員の計画策定能力強化を支援することにより、同国の安定した電力供給に寄与します。
協力現場の様子
キャプション
- TWGでの調査団長による電力マスタープランに関する全体説明の様子
- TWGでの調査団員による電力需要予測に関するプレゼンテーションの様子
- TWGでの電力省のカウンターパートによる経済財務分析のプレゼンテーションの様子
- TWGでの電力省のカウンターパートによる電源開発計画のプレゼンテーションの様子
- TWGでの電力省のカウンターパートによる電力需要予測のプレゼンテーションの様子
- ナイジェリア最大の都市ラゴス向けの電力供給を担うイケジャウェスト変電所
- 首都アブジャの基幹変電所であるカタンペ変電所
- ナイジェリア最大の発電所であるエグビン火力発電所
- ラゴス周辺の主要発電所であるオロルンソゴ火力発電所の様子
- ジェバ水力発電所