ODA(Project for Capacity Strengthening on Planning of Transit Oriented Development along the Metro Line 3)
- 国名 パナマ
- 事業 技術協力
- 課題 運輸交通
- 協力期間 2024年4月~
プロジェクト紹介
首都圏西部地域に位置する西パナマ県(人口約52万人)では急速な人口増加により、2040年には100万人に達すると予測されています。主要対象地域である西パナマ県アライハン市では、ファミリー層を対象とした戸建て(低層かつ低人口密度)の住宅開発がスプロール的に進む一方で、公共交通システム整備は進んでいません。地域住民は通勤、行政・商業サービスを利用するためにパナマ運河を超えてパナマ市に向かうため、住宅開発による人口増加と公共交通不足が自家用車の使用を促進して深刻な交通渋滞を引き起こしており、都市交通システムの整備および土地利用の改善が求められています。
本事業は、メトロ3号線の2つの駅を対象にした公共交通指向型開発(TOD)計画策定や計画の法的位置づけの明確化、調整メカニズムの形成にかかる技術移転を通じて、TOD事業の実施能力および体制強化を図り、TOD事業実施促進に寄与するものです。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)