2025-01-30 国土地理院
点群データの提供開始
航空レーザ測量データを基に作成した点群データの提供を2月19日(水)に開始します。点群データは、地表面に加えて建物や樹木の高さも確認することができます。本データの活用により、浸水・景観など各種シミュレーションの高精度化や、防災・減災及び復旧・復興に資することが期待されます。
概要
国土地理院では、「地面の高さ」を表すデータとして航空レーザ測量の成果を基にした基盤地図情報(数値標高モデル)を提供しています。新たに提供する点群データは、基盤地図情報(数値標高モデル)を作成する際に除去していた建物、樹木、橋、送電線などを含む高さのデータです(資料1参照)。それぞれの点には緯度・経度・高さに加えて、色情報や地表・水部・その他の簡易分類情報を持たせています。
点群データは3次メッシュ単位で作成しており、2次メッシュ単位でUSBメモリに格納して販売します。価格は2次メッシュあたり13,900円(税込)で、(一財)日本地図センターのWebサイトから注文できます。
2月19日(水)に提供を開始する範囲は、国土地理院が令和2年度に実施した航空レーザ測量の成果を基にした東北地方太平洋沿岸部の942メッシュ(3次メッシュ)です(資料2参照)。引き続き令和7年度は、東北地方太平洋沿岸の北部及び北海道のうち、国土地理院が航空レーザ測量を実施したエリアについて、順次提供を予定しています。
添付資料
資料1 点群データについて (PDF形式:521KB)
資料2 2月19日(水)に提供を開始する範囲 (PDF形式:117KB)
問い合せ先
国土交通省 国土地理院 基本図情報部
画像調査課長 宮沢 公一
画像調査課長補佐 髙橋 祥