ODA(The Project for the Improvement of Infectious Waste Management)
- 国名 パレスチナ
- 事業 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題 環境管理
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限) 2023年2月
- 供与額 10.00億円
プロジェクト紹介
近年、世界的に新型コロナウイルス感染症が拡大・長期化する中、パレスチナにおいても医療施設で発生した感染性廃棄物の発生量が増加の一途にあります。廃棄物管理サービスを行う広域行政カウンシルにおいては、廃棄物の収集・運搬、無害化処理、及び、最終処分にかかる負担が急増しています。
本事業は、西岸地区において、感染性廃棄物の無害化、収集運搬及び最終処分に必要な機材を整備することにより、同地区における感染性廃棄物管理体制の構築を図り、もって廃棄物由来の感染症拡大防止に寄与するもの。
【事業の目的】
本事業は、西岸地区において、感染性廃棄物の無害化、収集運搬及び最終処分に必要な機材を整備することにより、同地区における感染性廃棄物管理体制の構築を図り、もって廃棄物由来の感染症拡大防止に寄与するもの。
【事業内容】
(ア)施設、機材等の内容:
・ 感染性廃棄物滅菌装置
・ 廃棄物収集運搬機材
・ 最終処分場整備用機材
・ 廃棄物分別・収集排出用コンテナ
(イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容:
詳細設計、入札補助、調達監理、医療施設での分別排出・保管に係る安全性の向上についての活動支援、感染性廃棄物の収集・運搬に係るマニュアル作成支援、処理後の感染性廃棄物の適切な処分に係る支援、機材の維持管理に係る技術支援等。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)