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モンゴル:再生可能エネルギー導入拡大に向けた電力系統安定化プロジェクト

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ODA(The Project for Ensuring and Improving the Power System Stability for Greater Integration of Renewable Energy)

系統運用シミュレータ(RTDS)の研修風景(写真提供:東電設計)

国名 モンゴル
事業 技術協力
課題 資源・エネルギー
協力期間 2022年5月~

プロジェクト紹介

モンゴル政府は2015年に2030年までのエネルギーセクター中長期目標を定めたエネルギー国家政策を採択し、発電設備容量ベースで再生可能エネルギー比率を2030年までに30%とする目標を掲げています。しかし、送電系統においては、慣性力が小さい、電圧調整が困難である、送電容量が不足している、短絡電流比が小さい、需給バランスが取れていないといった課題が認識されており、適切な系統監視機能や需給・電圧調整機能等の向上が必要となっています。
本事業は、モンゴルにおいて、系統運用や送配電系統の維持管理能力強化を行うことにより、電力系統の柔軟性と信頼性向上を図ります。これをもって、モンゴルの電力系統の安定化と低脱炭素化を促進します。
(1)上位目標:再エネの導入拡大が促進される。
(2)プロジェクト目標:再エネ導入における課題が軽減され、電力系統が安定的に計画・運用される。
(3)成果:
成果1:再エネ導入拡大による系統事象を理解する能力が向上される。
成果2:系統の拡充・再エネ導入拡大に対応するための需給調整能力や系統運用ルールが改善される。
成果3:再エネ導入拡大を見据えた中長期的な系統計画を適切に行う能力が向上される。
成果4:送変電設備の増強に応じた適切なリレー整定能力が向上される。
成果5:送変電設備の診断能力と適切な予防保全の能力を向上される。
成果6:配電系統に接続される VRE 連系の申し込みに関する実務手続きが標準化される。
成果7:配電設備におけるVRE接続の拡大を円滑にするためのスマート技術導入の計画能力が向上される

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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