ODA(Project for Strengthening Quality Maternal and New-born Care in Tanzania)
- 国名 タンザニア
- 事業 技術協力
- 課題 保健医療
- 協力期間 2022年7月~
プロジェクト紹介
タンザニア政府は全ての国民の生活水準を高める重要分野の一つとして母子保健の課題は優先課題とされており、妊産婦死亡率を10 万出生対 524(2017年)から2025 年には 10 万出生対 232 に下げることを目標としています。 特に、包括的緊急産科・新生児ケア(CEmONC)サービスにおける保健医療人材及びインフラが不足している状況から、質の高い母子保健サービスへのアクセス向上の必要性が挙げられてます。
本事業は同国本土の地域中核病院(RRH)及び対象病院において、院内各部門のマネジメント能力の強化、母性・新生児ケア質向上活動の実施、保健省(MoH)や州保健管理チーム・病院管理チームの監理・監督能力の強化、臨地実習機能の強化を行います。これによって、母性・新生児ケアサービス提供能力強化を図り、もって母性・ 新生児ケアサービスの質の向上を目指します。
(1)上位目標:
本土の RRH 及びザンジバルの対象病院における母子保健サービスの質が向上する。
(2)プロジェクト目標:
本土の RRH 及びザンジバルの対象病院において質の高い母子保健サービスの提供能力が向上する。
(3)成果
成果 0:ベースライン調査及びエンドライン調査が実施される。
成果 1:母子保健サービスの機能最適化に向け、本土の RRH 及びザンジバルの対象病院のマネジメント能力が強化される。(活動 1-1~1-11 は本土のみ、活動1-12~1-15 はザンジバルのみ)
成果 2:母子保健サービス改善のための質向上活動が行われる。
成果 3:MoH 治療局(Department of Curative Services: DCS)保健サービス課(Public and Private Health Services: PPHS)、RHMTs 及び RRH 管理チーム(RRHMTs)の監理・監督能力が強化される。
成果 4:本土の RRH 及びザンジバルの対象病院において、保健人材の育成(現任・卒前教育を含む)に必要な質の高い臨地実習を提供する能力が強化される。(活動 4-1~4-4 は本土・ザンジバル、活動 4-5~4-7 は本土のみ)
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)