ODA(The Project on Strengthening Manufacturing Enterprises through Quality and Productivity Improvement (KAIZEN) phase 3)
- 国名 タンザニア
- 事業 技術協力
- 課題 経済政策
- 協力期間 2023年5月~
プロジェクト紹介
タンザニアにおける製造業は、2015年では約6パーセントと低い割合に留まっていますが、2025年までにGDPに占める割合を23パーセントに高めるという政策目標が定められており、経済成長の牽引役として期待されています。そのために少数の大企業のビジネス拡大と圧倒的多数の小規模・零細企業者の育成が重要課題となっており、これまで日本は、同国でのカイゼン普及のための制度設計、組織体制、関連機関職員の能力強化を支援しました。
第3フェーズとなるこの協力では、同国政府はカイゼンの持続的な普及・展開の推進も継続しつつ、 中小零細企業の経営管理分野の能力向上による競争力向上を目指します。
(1)上位目標:
全国的な BDS/カイゼンコンサルティングを通じてタンザニアの中小零細企業の競争力が強化される。
(2)プロジェクト目標:
MIIT/TKU、SIDO、CBE、MTID、SMIDAによるBDS/カイゼンコンサルティングを活用した中小零細企業振興体制が強化される。
(3)成果:
成果1:BDS/カイゼンコンサルティングを提供可能な人材が育成される。
成果2:MIIT/TKU、SIDO、CBE、MTID、SMIDAを通じたBDS/カイゼンコンサルティングの提供能力が向上する。
成果3:BDS/カイゼン啓発のための連携とネットワークが強化される。
成果4:BDS/カイゼンコンサルティング提供による効果について政府や中小零細企業での認識が広まる。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)