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インド:アンダマン・ニコバル諸島における電力供給能力向上計画

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ODA(The Project for the Improvement of Power Supply in Andaman and Nicobar Islands)

国名 インド
事業 無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題 資源・エネルギー
贈与契約(G/A)締結 2022年3月
供与額 40.16億円

プロジェクト紹介

インドの連邦直轄領の島嶼部の一つであるアンダマン・ニコバル諸島の南アンダマン島は、行政府所在地であるポートブレアがあり、諸島全人口の63パーセントが居住し、経済活動の中心となっています。南アンダマン島をカバーする南アンダマン電力系統は、ディーゼル発電所施設・関連設備の老朽化により発電効率の低下及び故障が頻発し、停電による産業活動に深刻な影響が出ています。
このような状況の中、中央政府の再エネ導入促進の方針の下、アンダマン・ニコバル連邦直轄領政府電力局は、ディーゼル発電の代替として二酸化炭素排出量が比較的少ないLNG火力発電設備導入計画を進めつつ、太陽光発電設備を導入する計画を進めています。また、太陽光発電と火力発電を遠隔制御し、系統の安定性を維持しながら太陽光の導入を最大化させることを目的としたエネルギー管理センターの整備が計画されています。しかし、太陽光発電については、現状の系統運用では、昼間の余剰電力を充電し、夜間のピーク時に放電するための設備・能力がないため、蓄電池の導入が課題となっています。また、LNG火力発電設備等の緊急時のバックアップ体制を構築し、電力の安定供給を実現する上でも、応答性の高い蓄電池の導入が必要とされています。
この協力では、南アンダマン島において、蓄電池及び関連設備を整備することにより、再エネ由来電力の有効活用と電力供給の安定化を図り、産業競争力の強化に寄与します。

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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