ODA(Taabo-Kossou-Bouake Power Network Reinforcement Project)
- 国名 コートジボワール
- 事業 有償資金協力
- 課題 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印 2022年5月
- 借款契約額 220.28億円
プロジェクト紹介
コートジボワール政府は、国内の南北格差是正を念頭に発電施設が脆弱な地方部で、電力セクターに重点を置いた開発を進めてきました。その結果、電化率(電化地域)は改善しましたが、送変電・配電設備の不足と既存設備の老朽化による送配電ロスや停電が依然として課題となっています。
このような状況の下、西アフリカ14カ国が加盟し、国家間で電力を融通する枠組みである西アフリカパワープールにおいて、同国は、融通される電力の21パーセントを供給するなど、電力供給国として重要な役割を占めています(西アフリカパワープール、2020年)。
この協力では、コートジボワール中部のターボ・コスー・ブアケ間で、送電線の増設、変電所の新設・拡張、配電網整備を行うことにより、同国中部、北部及び隣国のマリ、ブルキナファソへの送電容量の増加を図り、これら地域への電力供給の安定化、対象住民の生活環境の改善及び産業活動活性化の促進に寄与します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)