ODA(Enterprise Development Project with Kaizen)
- 国名 ガーナ
- 事業 技術協力
- 課題 民間セクター開発
- 協力期間 2021年1月〜2026年3月
プロジェクト紹介
ガーナでは、経済成長を牽引してきた石油生産量の減少が予想され、また国内の消費財の多くを輸入に依存しており、経済構造の是正が課題となっています。そのため、同国政府は、産業化の推進(産業の多様化や雇用創出)と輸入国から輸出国への転換を掲げ、全企業の9割以上を占める零細中小企業の育成に取り組んでいます。日本は、2012年から2018年まで、国家小規模産業局(NBSSI)が全国に設置したビジネス開発センター(BAC)スタッフのカイゼン指導能力向上のための技術協力を実施しました。しかし、成長企業が必要とする支援内容は、カイゼン指導に加えて、経営や金融分野等、多様化かつ複雑化してきているため、BACスタッフ自身の更なる企業支援能力の強化及び、専門的な知識・スキルを有する外部機関と連携して企業支援を行うためのファシリテーション能力の強化が必要となっています。今回の協力は、NBSSIを核とするビジネス開発サービス提供モデル及び金融機関との連携モデルの運用、スタートアップ支援の質の向上を通じ、企業支援のためのNBSSIの機能強化を図り、同国において企業振興のためのエコシステムの強化に貢献します。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)