ODA(Agrarian Reform Infrastructure Support Project (Phase 3))
- 国名 フィリピン
- 事業 有償資金協力
- 課題 農業開発/農村開発
- 借款契約(L/A)調印 2007年12月
- 借款契約額 118.02億円
プロジェクト紹介
フィリピン政府は、1987年に「包括的農地改革計画」を開始し、土地を持たない農民への土地配分、土地配分後の営農支援、農地改革コミュニティの設立支援などに取り組んできました。しかし、土地配分を受けた農民に対するインフラ、組織化、金融、技術サービスなどの包括的な支援が遅れていたため、農業生産性や所得のための支援が急務となっていました。この協力(フェーズ3)では、農地改革省が認定した全国の農地改革コミュニティのうち129ヵ所を対象とした小規模灌漑施設等のインフラ整備支援、対象コミュニティ及びその周辺地域を対象とした情報交換・広域連携機能を促進するための情報マーケティングセンターの設立及び組織開発等を実施しました。これにより、対象地域住民の収入の向上を図り、同国農村部の貧困削減に寄与しました。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)