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設計・施工のちょっとした工夫で道路橋の長寿命化

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橋建協・PC 建協・建コン協・土研との共同研究により「道路橋の耐久性の信頼性向上における配慮事項に係るディテール集」を作成しました

2020-12-01 国土技術政策総合研究所

道路橋の長寿命化を実現するためには、耐久性の確保と予防保全の確実な実施が重要です。
そのためには、局所的な劣化を防ぐことや変状の兆候を点検で確実に捉え、補修・補強・更新などができるようにするための構造上の工夫が不可欠です。
そこで、国総研では、(一社)日本橋梁建設協会(橋建協)、(一社)プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC 建協)、(一社)建設コンサルタンツ協会(建コン協)、国立研究開発法人土木研究所(土研)と共同で、構造上の工夫約 100 例を整理した「道路橋の耐久性の信頼性向上における配慮事項に係るディテール集」※を作成しました。
設計から施工の各段階で、局所的に厳しい環境条件にならないような構造の工夫、点検や補修が確実かつ容易にできるような構造の工夫や維持管理設備の配置の留意点について、既存のノウハウを集めているだけでなく、新たに実験などを行って提案しております。
共同研究者である橋建協・PC 建協・建コン協では会員に対して周知もされ、活用が始まっているなど、道路橋の設計、施工に携わる技術者にも参考になる内容となっておりますので、適宜お役立てください。

※国総研資料第 1121 号 「道路橋の耐久性の信頼性向上に関する研究」(令和2年7月)の
参考資料1として「道路橋の耐久性の信頼性向上における配慮事項に係るディテール集」を収録。
http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn1121.htm
http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn1121pdf/ks1121_11.pdf

(問い合わせ先)
国土技術政策総合研究所 道路構造物研究部 橋梁研究室
主任研究官 藤田 裕士、 餘久保 陽

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