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100年建築を支える技術

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2020-11-05 建築研究所

背景・目的

建築物に関係する耐久性試験は,主に,装置の中で人工的に気候条件を与えて期間を短縮して劣化状態を再現する促進試験と,屋外の実環境下に存置して劣化を計測する屋外暴露試験に分けられます。このうち,屋外暴露試験は結果が得られるまでに数十年という年月が必要となり,実施可能な研究機関が限られるため,ここに,建築研究所で行う意義があります。

研究概要

現在行っている屋外暴露試験は以下の通りです。
●リサイクル材を利用したコンクリートの長期耐久性に関する検討
●鉄筋腐食に関する検討
●建築仕上材料による保護効果に関する検討

今後の展開

試験期間100年屋外暴露試験で得られた成果をもとに鉄筋コンクリート造建築物の長期にわたる使用安全性に資するデータを取りまとめ,そのオープン化などにより,建築物の長寿命化など,建築技術の発展を支えていきます。

(問い合わせ)
材料研究グループ
主任研究員 松沢 晃一

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