ODA(Project for Capacity Development of Djibouti Coast Guard Phase 3)
- 国名 ジブチ
- 事業 技術協力
- 課題 運輸交通
- 協力期間 2019年10月〜2024年10月
プロジェクト紹介
ジブチ沖のアデン湾は、スエズ運河に接続する紅海の入口の東側に位置し、年間18,000隻の船舶が通航(「2018年海賊対策レポート」(2019年3月))するアジアと欧州を結ぶ海上交通路の要衝となっています。しかし、2000年代以降、海賊被害が多発し、ピーク時の2011年には273件の被害が発生しました。そのため、ジブチ政府は、2010年12月、海上安全・警備を所管し、海賊や難民・移民、密輸・密漁等の問題に対処する海上法執行機関として、ジブチ沿岸警備隊(DCG)を設立しました。本協力は、DCGの地域の海上保安機関として、より高度な法執行にかかる技術及び訓練能力並びに巡視艇の運航・維持管理にかかる能力を向上させることにより、DCGの法執行にかかる現場対応能力の向上を支援し、ジブチ領海域、アデン湾及びバブ・エル・マンデブ海峡における治安維持に寄与するものです。