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都市内道路とフランチャイズ小売企業の物流センター立地戦略の関係

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土木学会論文集D3(土木計画学)Vol.74, No.4, pp.369-386, 2018.

瀬木 俊輔 京都大学 大学院工学研究科

小林 潔司 京都大学 経営管理大学院

松島 格也 京都大学 大学院工学研究科

抄録

スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどのフランチャイズ小売企業は,都市内や都市近郊に物流センターを配置することにより,チェーン店に対する商品配送の効率化を達成している.本研究では,都市内道路整備による商品の輸送時間短縮が,物流センターの立地を促進することを指摘する.そのために,フランチャイズ小売企業の在庫管理行動をモデル化し,物流センターが有する機能には,個別チェーン店の直面する商品在庫保有リスクを集約する機能と,都市外からの商品仕入れにおけるロットサイズの大型化を達成する機能の二つがあることを明らかにする.そのうえで,都市内道路整備による物流の円滑化が,都市内のチェーン店や物流センターの立地パターンを再編する効果や,消費者の買い物利便性を改善する効果について分析する.

詳しくは》

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0903都市及び地方計画
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