ODA(The Project for the Development of a Spare Parts Management Center and En-route Radar Control Services)
- 国名 ネパール [協力地域地図]
- 協力期間 2014年2月~2018年6月
- 事業 技術協力
- 課題 運輸交通
プロジェクトの紹介
内陸国ネパールでは、空路は重要な移動・流通手段です。トリブバン空港は、唯一の国際空港であり、国内線のハブ空港としても重要な役割を果たしています。航空輸送の安全性向上のため、これまでの日本の支援で整備された施設を最大限に有効活用することが重要ですが、航空保安施設に故障が発生し部品の交換が必要となった場合、予備品を海外から調達する際に長期間を要し、その間は航空保安施設が使えない状況が発生しています。この協力では、空港に「補給管理センター」を設置し、全土の航空保安施設の補給管理を一元化します。これに加え、無償資金協力「トリブバン国際空港近代化計画」により整備される航空管制用レーダーに関する技術移転も行います。これらにより、ネパールの航空輸送の安全性および信頼性の向上に貢献します。
協力現場の様子
キャプション
- トリブバン国際空港から離陸するネパール国内航空会社の小型機
- バテダダ山の頂上に作られた真新しい航空路監視レーダー
- レーダーのドームの中
- CAANのガウタム局長
- 導入した最新型のシステム
- 最初に作られた空港監視レーダー(右手前)と、今回新たに追加されたもの(左奥)
- 次々と離着陸する航空機に指示を出す管制官たち
事業評価情報
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