ODA(The Project for Strengthening the Capacity of Court for Expeditious and Reliable Dispute Settlement)
- 国名 ネパール [協力地域地図]
- 協力期間 2013年9月~2018年3月
- 事業 技術協力
- 課題 ガバナンス
プロジェクトの紹介
ネパールは、10年に及ぶ内戦を経て民主的な国づくりをすすめています。司法分野においても改革への取組みを行っていますが、裁判に時間がかかることなどが、国民の裁判所への信頼を失う原因になっており、裁判所の事件処理の改善が求められています。また、判決ではなく当事者による話し合いで紛争を解決する調停制度について、裁判に代わる簡易な紛争解決手段として今後の活用が期待されています。この協力では、こうした裁判所の業務に関するガイドラインの作成、裁判官向け研修用教材の作成やそれを用いた研修の実施を支援します。これにより、同国の裁判所の迅速かつ公平な紛争解決機能の向上に必要な人材基盤の整備に寄与します。
協力現場の様子
キャプション
- 【CP】ネパール最高裁判所(写真提供:ネパール最高裁判所)
- 【事件管理ガイドライン】ガイドラインの出版記念式典
- 【事件管理ガイドライン】ガイドラインの各地裁への配布
- 【調停】調停人養成基礎研修(カブレ)の様子
- 【調停】調停人養成研修の様子 講師:稲葉一人教授(中京大学法科大学院)
- 【調停センター】3地裁(ダン、カブレ、ダヌーシャ)に設置した調停センターの譲渡式
- 【調停センター】JICAで建設支援したカブレ調停センターの外観
- 【本邦研修】ジャパンセミナー 集合写真
- 【会議】NJA(国家司法学院)との打ち合わせの様子(写真提供:国家司法学院)