ODA(The Project for Improvement of Water Supply in Bahir Dar City)
- 国名 エチオピア [協力地域地図]
- 贈与契約(G/A)締結 2017年12月
- 事業 無償資金協力
- 供与額 18.36億円
- 課題 水資源・防災
プロジェクトの紹介
エチオピアでは給水率が52パーセント(WHO/UNICEF(2012))と、サブサハラアフリカの平均64パーセントと比較しても低水準です。観光地として発展が目覚ましいアムハラ州バハルダール市においては、人口の増加が続いており、これに伴う水需要に対応できるよう、上水道の整備が必要です。この協力では、同市において、深井戸の掘削や配水管網の拡張、配水池等の建設を通して上水道施設の拡張整備を行います。これにより、給水量の増加と安全な水へのアクセス向上を図り、水因性疾患の発症患者数の減少や地域住民の水汲み労働の軽減に貢献します。
協力現場の様子
キャプション
- 既存井戸の状況。蓋が密閉されておらず雨水流入の可能性がある。
- 既存導水施設。コンクリートに劣化がみられる。
- 既存導水施設の管理人及びポンプ室。天井より雨水が侵入し危険。
- 既存水源。適切に水源の保護がなされていない。
- 既存送水施設。長年使用したことによるポンプが劣化している。
- バルブボックス。ボックス内に泥が溜まっている。
- 既存塩素注入設備。さらし粉を配水池上部までバケツで運んでおり、作業中にさらし粉が皮膚に付着して危険。
- 既存配管。配管が露出しており劣化の原因になる。
- バルブボックス。維持管理されておらず、バルブを回すことが困難な状況
- (対象地域)住宅建設現場。