2020-03-09 国土地理院
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の発生により、牡鹿半島周辺で、水平方向で5mを超える地殻変動が観測されました。地震後も続く余効変動により、本震8年後から9年後までの最近1年間で最大約4cmの変化が観測されており、本震前から9年間の累積の地殻変動は、牡鹿半島周辺で、6mを超えています。
上下方向では、東北地方の太平洋沿岸で、大きな沈降が観測され、牡鹿半島周辺では、1mを超える沈降が観測されています。本震後は隆起に転じていますが、本震8年後から9年後までの最近1年間で最大約5cmの隆起が続き、本震前から9年間の累積では、牡鹿半島周辺で、約60cmの沈降となっています。
なお、当ページの資料では、GEONETの最終解を基に地殻変動を計算しているため、本震前後の図については、十数時間分の余効変動による変動量を含んだものになっており、本震翌日からの図についても、基準とした本震翌日のデータに十数時間分の余効変動の影響を含んだものになっています。
水平変動量(本震前後)
水平変動量(本震翌日から1年後まで)
水平変動量(本震1年後から2年後まで)
水平変動量(本震2年後から3年後まで)
水平変動量(本震3年後から4年後まで)
水平変動量(本震4年後から5年後まで)
水平変動量(本震5年後から6年後まで)
水平変動量(本震6年後から7年後まで)
水平変動量(本震7年後から8年後まで)
水平変動量(本震8年後から9年後まで)
水平変動量(本震翌日から9年間の累積)
水平変動量(本震前から9年間の累積)
上下の変動量(本震前後)
上下の変動量(本震翌日から1年後まで)
上下の変動量(本震1年後から2年後まで)
上下の変動量(本震2年後から3年後まで)
上下の変動量(本震3年後から4年後まで)
上下の変動量(本震4年後から5年後まで)
上下の変動量(本震5年後から6年後まで)
上下の変動量(本震6年後から7年後まで)
上下の変動量(本震7年後から8年後まで)
上下の変動量(本震8年後から9年後まで)
上下の変動量(本震翌日から9年間の累積)
上下の変動量(本震前から9年間の累積)
沿岸の観測局の変動量の一覧(水平)
沿岸の観測局の変動量の一覧(高さ)
沿岸の観測局の位置図